精神科クリニックとして

社会復帰を念頭においた精神科医療

南湖こころのクリニックの前身である南湖病院は、1966年に開設されたベッド数126床の小規模単科精神科病院でした。入院患者様の約8割は統合失調症。その当時の精神科病院における医療は、残念ながら社会復帰を念頭においたものとは言い難く、何十年と入院している患者様が数多くいらっしゃる状態にありました。

しかし、医療の進歩により、次々と有効な新薬(非定型抗精神病薬)が発売されるようになると、それまで退院できなかった患者様たちが、退院して外来で治療できるようになってきたのです。このとき私は、「いまが精神科病院での治療の転換期である」と確信しました。

そこで、入院病棟を閉鎖し、介護老人保健施設で実施していた「リハビリ」という考え方を精神科医療に導入、社会復帰を目指す新しい精神科医療に転換することを決めます。こうして2004年に誕生したのが、外来治療とデイケアを中心とした「南湖こころのクリニック」なのです。

南湖こころのクリニックは、福島県白河市という自然豊かな農村地帯にあります。そのため、大都市のように近隣に精神医療の専門クリニックが数多くあるわけではありません。だからこそ、こころに不調を感じたすべての患者様に安心してご来院いただけるよう、臨床経験豊かな専門医がさまざまな先進的な検査や治療法を取り入れ、「かかりやすく、分かりやすい診療」を実践しています。そして、患者様に寄り添い、お一人お一人の社会復帰をサポートいたします。

今後とも、この南湖こころのクリニックをどうぞよろしくお願い申し上げます。

理事長 渡部芳徳

クリニックの場所

南湖こころのクリニック

福島県白河市関辺引目橋33
TEL: 0248-23-4401
Web: nanko.himorogi.org

クリニック内部

南湖こころのクリニックの診察室
南湖こころのクリニックの診察室
南湖こころのクリニックの光治療室
南湖こころのクリニックの光治療室
南湖こころのクリニックの脳波室
南湖こころのクリニックの脳波室
南湖こころのクリニックの光トポグラフィー
南湖こころのクリニックの光トポグラフィー

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